「問題」との関わり方

「問題」との関わり方

ジャムの蓋が開かない!もし家族にこんな相談をされたらどうしますか?普通はジャムの蓋を開けるのを手伝いますよね。私は大小問わず問題を解決するのが好きで、誰かの問題を「120%の解決」できるように日々心掛けています。この「120%の解決」というのはただ問題を解決するだけではなく、「困った時はまたこの人にお願いしよう」と思ってもらえるような、そんな接し方を心掛けています。冒頭の「ジャムの蓋が開かない」というのも日常に潜む小さな「誰かの困りごと=問題」と言えます。世の中には大小様々な問題がありますが、この比較的小さな(家庭にとっては大きな)ジャム問題を例に私が問題と向き合う際に意識していることを紹介します。問題の背景を知る今回の例で言うとそもそも「なぜジャムの蓋を開けようとしたか」という問題の背景を確認します。例えば、(どうしてもジャムが食べたいから)ジャムの蓋を開けたい(お腹が空いてトーストを食べたいから)ジャムの蓋を開けたい(傷んでいないか香りを確認したくて)ジャムの蓋を開けたいなど、蓋を開けたい理由は時と場合によって様々です。問題の背景や原因を読み解くことで解決方法に幅が広がります。問題の解決方法は一つではない今回の場合は「蓋を開ける」というのが一番シンプルな解決方法ですが、もし何らかの理由で貴方も蓋を開けられなかった時に問題の背景を知っていると別の解決方法を提案することができます。例えば、ジャムが食べたいなら「新しいジャムを買いに行く」お腹が空いているなら「別の物を食べる」貴方が蓋を開けられないなら「お隣さんに開けてもらう」などです。実際は他にも色々な条件が加わったりするため、最終的には皆がハッピーになれる方法を模索していきます。大事なのはコミュニケーションどんな問題でも当事者とのコミュニケーションが一番大事だと思っています。何気ない会話の中から問題の背景や本質が見えてきたり、場合によっては違う問題が見えてくるときもあります。今回は比較的小さな問題を例に紹介しましたが、大きな問題と接することになった場合でも問題の背景を知ることや当事者とのコミュニケーションを忘れず、問題と関わっていければと思います。