僕の「人生の目的」

僕の「人生の目的」

NEXT資本主義~利益ファーストではなく便益ファーストを求める人で溢れる世の中を実現したい~

僕は9歳の時「人はなんで死ぬのだろう?」とベットの上に横たわりながらふと想いはじめて死への恐怖を感じ号泣した。「死ぬのはいやだ。この世からいなくなるのは嫌だ。」自分にとっての幸せってなんだろうって小さいながらに「生きる意味」・「自分の存在意義」について考えていた。この疑問を抱きながらちずっと生きてきた。https://spin-project.org/projects/72そんな中僕の「生きる目的」が見えてきたのが2019年。この年僕はPR・コミュニケーションを学びにニューヨークにある大学院New York Universityに入学した。在学中、国連グローバルコンパクトという企業のサスティナビリティ経営を推進する世界最大規模の国連外郭団体にてコミュニケーションインターンとして参画。この年の国連総会の最重要テーマは「「Climate Action ~誰ひとり取り残さない~。」国際連合事務総長であるAntónio Guterresが全世界のリーダーに対し、今後10年間で温室効果ガス排出量を45%削減し、2050年までに正味ゼロ・エミッションを達成するため、2020年までに自国が決定する貢献(NDCs)を強化するための具体的、現実的計画を持って、2020年9月23日にニューヨークで開かれる国連気候行動サミットに参集するよう呼びかけた。世界を代表するリーダー、首脳が集める国連総会に僕は参加し各国が抱える環境課題、そして責任に対する白熱した議論そして解決策、熱量に自然と僕の心も熱くなっていった。「1.5度目標」、これが各国に課せられた国連からのお達し。パリ協定では2度目標が基準となっていたがこれでは大きな温暖化被害が避けられないことが示され、「1.5度目標」が掲げられた。1.5度目標を達成するためガバメントセクターにとどまらず企業や俳優、そしてヤングユースがNYに集結した。特に一番の注目を浴びたのは当時若干15歳のグレタ トゥーンベリ。ヨットで大西洋を横断しNYまで来たのは有名な話ですが国連総会で気候変動ではなく「気候危機時代」と唄ったのは今でも鮮明に覚えている。僕はこの時目の前でグレタさんの演説・そして同年代で学校を休み参加した数千人にも上る学生の熱気・焦りが混じったエネルギーに間近で触れ感化された。Credit@筆者: 42nd street 2nd ave 付近にある公園の一角でのデモンストレーション時に撮影。2019.08.30また、2019年は資本主義大国であるアメリカが大きな声明を出した年でもある。Business RoundtableというFortune500にリスティングされている企業が加盟する団体が社会における企業の役割について声明を出した。「企業の役割は自社の利益の最大化だけでなく、パーパス(Purpose) の実現も目指すべき。」「株主資本主義」を批判し、「ステークホルダー資本主義」への転換を宣言した重大な年であった。参照記事: Harvard Business Review原文:Business Round Table 声明更に企業だけでなく世界最大級の投資機関Black Rockの CEO であるLarry Finkは投資先企業であるFortune 500に入る企業に対し、長期的な発展のために、財務パフォーマンスだけでなく社会に価値を生み出すことを求めた。つまり企業のパーポス、存在意義を社会に示すことが長期的でかつ持続的な経営を実現するには必要であると企業だけでなく、利益追求主義者と揶揄される「株主」までもが利益ファーストにビジネスを展開する企業はこの先淘汰されていくと世界にメッセージを打ち出したのだ。Letter to CEO 20192019年は世界的企業のリーダー陣、投資機関、国連総長、そして次世代を担うヤングユースが一つとなり世界に地球の危機・NEXT資本主義の道を示した大きな1年だった。9歳の時から「自分の存在意義ってなんなのだろう」と答えがわからず彷徨い雲がかかっていた僕の心がだんだんと晴れていく感覚をこの時はじめて感じた。「僕の使命はこの世界を資本主義から公益資本主義にすること。」他人を想いやり誰も取り残さない世界を作っていきたいという想いがより強くなった。そんな時、東京キャリアフォーラムの求人情報を見てnext 資本主義を見据えたFreewillに出会った。数ある求人情報の中で唯一僕の心を鷲掴みにして離さなかった。ーーーーーーーーーー未来を彩る、「開拓者」に。新しい常識を自ら社会に生み出すのが開拓者。“世界初”を僕らと一緒に体現しよう。たった50cmを踏み出すことは革命だ。その踏み出す力が世界を変える。すべての人が「Freewillー自由意志」と良心に従い 地球と共存共栄していく世界の実現を目指し「利益(profit)」ではなく「全体の豊かさ(Prosperoty)」を追求したサービスを通じ、私たちはビジネスをしながらSDGsに貢献できる手法を世界中に掲げ、「Sustainable Eco Society(持続可能な社会)」を実現していきたいと考えています。「僕らで世界を動かそう」他国の価値観を尊重し、異文化と渡り合うからこそ、自身のアイデンティティに誇りを持ち、道徳心を第一に掲げ、利他主義を追求する大切さを学ぶ。当社は、そうした想いに共感し、自分の「Will」を追求できる方を求めています。「新卒採用」や「中途採用」という考え方などない。日本を除く他国の場合は、「学生時代」と「社会人時代」とを分けた考え方などなく、その人自身が何を人生の目標に掲げ、その到達のためにどんな努力をしてきたのかに基準が置かれている。つまり、その人の自由な意志が問われる「自由意志採用」が行われている。“一般的な価値観”に同調しない、それを正しいことと見極められるモラリティ(常識)。そのうえで、非日常的な言を受け入れ、取り組める幅の広い価値観。「新卒」であろうと、自由意志を追求した生き方をしているのであれば、入社一年未満でも会社サービスの立ち上げのリーダーを任されたり、執行役員に就任する者も実際にいます。そのため、「学歴」や「年齢」、「経験」など不問です。ーーーーーーーーー運命だと感じた。僕はこの組織こそが来たる新時代の先駆者としてNEXT資本主義を先導するキープレイヤーであると、魂が共鳴した。Freewillで実現していきたいこと2021年現在僕はFreewillのサービスの要の一つであるSPIN、「才能」を育むストーリファンディングプラットフォーム、の運用・プロジェクトリーダーとして地球に残すべき「才能」を救うため日々奮闘している。現状、この世の中には必要な支援が届いている「才能」と届いていない「才能」がいる。必要な支援が届いている才能の例としては、例えばコロナ禍で食糧難に直面していたタイのエレファント・キャンプで暮らすゾウが栄養失調にならないよう栄養価の高いバナナやサトウキビ、タマリンドなどの果物が届けられタイの象徴でもある彼ら、彼女らの健康状態維持に繋がっている。他にも、親を失い児童養護で暮らす障害を持ったウクライナの子供達には健康状態を的確に把握する筋電計「M-Test」が導入され成人後、自立した生活をおくれるよう着々と同施設のスタッフ達が、機器の使い方の訓練を受け、病気で苦しむ子供達の診療を開始している。一方で、この世の中にはいまだに光が照らされずに待っている「才能」が世界中のあちらこちらにいる。未来に残すべき「才能」達が埋もれないよう誰かが見つけ出してあげなければ、その「才能」は未来永劫失われるかもしれない。一度きりの人生、僕はこの世の「才能」が救われ世界がより豊かなになるよう全力で走り続けます。行動に移すことで世界は変わる。僕はそう強く信じています。