東日本大震災で大きな影響をうけた石巻市雄勝町を訪れFreewillでできること ~物語を重視したクラウドファンディングサービス「SPIN」でのプロジェクト立上~
雄勝体育施設/MORIUMIUS カヤックライター:Keisuke2021年4月1日よりスタートした雄勝湾を舞台にした雄勝体育施設/MORIUMIUSの新たな挑戦が始まりました。波が穏やかな入り江で深い緑色の山々を背に、穏やかな風を感じながら体験できるアクティビティのひとつであるカヤックを今回体験させて頂きました。Photo by Instructor Jun, at Miyagi, MORIUMIUS July,03 2021インストラクターのJunさんから簡単にカヤックのレクチャーをしてもらい、海に出て震災のことについて話して頂きました。海に遊びにきてくれた観光客の方が遊んで捨てていったペットボトルの影響により海を汚し、マイクロプラスチックを含んでいる魚や貝が増えてきている。カキとホタテや魚の養殖をしているが海水温の上昇により、毒素を持ったホタテやカキが増えて出荷することができない状況になってしまっている。プラスチック問題は数年後には海にいる魚や貝たちのほとんどがマイクロプラスチックを含んでしまっていることになると仰っていました。雄勝体育施設/MORIUMIUSさんも海洋保全活動に力を入れていて、人間によって捨てらたペットボトルが海に流れて海洋生物の生態に影響を受けている。人間の一つ一つの行動が海の生態系を滅ぼしてしまっている。ゴミを捨てるということが地球にとってどれだけ大きな影響があるのかをみんながもう一度考える必要があるのと思います。みんな海で出来るアクティビティを通じて少しでも海に関心をもってもらいこの町に訪れてくれる人が多くなることをとを願っている。プロジェクト案・海のアクティビティを通じて海の問題を知ってもらうイベントを開催したいというプロジェクト・今後返礼品でカヤックの特別チケットを渡してあげて、カヤックのスペシャルツアーを企画するまずは自分たちからできることから初めていきたいです。みんなの小さな行動の1つ1つが大きな成果に繋がっていくと思います。まずは動いていくことが必要です。雄勝ローズファクトリーガーデンライター:Jack2021年7月3日―僕は東日本大震災の影響を強く受けた宮城県は石巻市雄勝町を訪れた。この町は海から離れた場所に位置するが人的被害が一番大きく256名にも昇る死者がでた。震災前である2011年は約4,000人だった人口が、2015年には3,000人もの住民が町を離れ現在はなんと1000人ほどまでに減少した。この町は災害危険指定区域と認定され、定住することはできなくなってしまっている。それでもこの町には「600年の文化と人が生きた証がある。」そう応えるのは被災住民であり、被災体験を「語り部」として後世に伝える活動を実施している徳水りえである。Photo by Nagayama, shot at Ogatsuka Town, Ishinomaki-city, 2021「雄勝町に住まないけどこの町を気に入ってくれる人とともに町を復興していきたい。」と心の内を明かしてくれた。壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市雄勝町に住む彼女は夫であり共同代表を務める徳水ひろし氏と「雄勝花物語」と称し2011年3月11日の巨大津波で壊滅した同町を復興するために、“花と緑の力で”を合言葉に、復興プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトはより多くの訪問者に足を止めてもらう事を目的に雄勝ローズファクトリーガーデンを開園。被災者が亡くなった人とつながる慰霊の場として、また被災者と支援者が交流する癒しの場としてガーデンを運営するとともに、震災の教訓を伝える防災教育・語り部、写真掲示などの震災伝承活動も行っています。この園では植えた花を石巻市を訪問した旅行客や企業、ボランティアの方々が貢献活動を行いやすいようにプログラムを組んでいる。そこで地域復興に取り組む後継者の育成を目的に以下のプロジェクトを提案する。プロジェクト案・植物栽培を通じ「人と人とのつながり」を大切にする関係住民を増やす移住は難しいが地方への貢献方法を探る20~30代前半のアクティブな若い層にアプローチする・単発的な支援ではなく長期的な関係を支援者であるソーシャルペアレンツ(社会的な親のような存在)と構築する・具体的には薬草栽培に伴う参加いただく運営及び人件費(アルバイトで雇う代金)雄勝町に活気が戻るように僕たちができることは何でも試してみる。